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<病気の前の・・・気になる仕草> [ショートコラム]

みなさん、白点病に気づいたときって、何個くらい金魚の体にくっついていますか?
金魚がおかしいって気づいたとき、すでにその金魚は、どんな仕草をしていますか?

実は、私の目標は、白点1個以下で異変に気づくことです。
そんなことが可能なのでしょうか?

実はね、結構、金魚たちは異変を行動で示してきているんです。
ここでは私の場合の見つけ方を、述べてみたいと思います。
もちろん、こんな方法は我流の邪の道ですので・・・賢明な皆さまは、ご自分のやり方でどうぞ(^^)。
(ま、地金の場合は、とにかく予防第一ですので・・・。)

ちなみに、私の経験から言うと、ご飯をあげる前の行動は「全く」参考になりません。
なぜなら、彼らは、ご飯欲しさに精いっぱいアピールするからです。
どんなにだるくても、背びれをピンと立てて、尾鰭を勢いよく振ります。
もし、ご飯前の状態で異変が起きている場合、もう、それなりに病状が進行しているはずです。

一番観察に都合が良いのは、ご飯30分後くらいだと思っています。
それなりに食い終わり、彼らのやることがなくなった時が、もっとも、行動に出やすいときです。
そんなときに見るのは
①鰭の透明度
②鰭の動き
③泳ぎのスピードと距離
ですな。

まず①
背びれと尾鰭の透明度をみます。特に先部の薄い膜のほう。
筋(軟条と言いますが)に沿って、薄い膜が覆っている部分、これが透き通っていることが大事です。
えっ?我が家はオレンジ?黒?・・・それは災難・・・なんてね。
黒色だろうが赤色だろうが、要は、向こう側が透けるのではないかと思うくらいの透明度が必要です。
そして、透明度のムラをみます。
各鰭すべてが、透き通っているのが理想です。
もしちょっとでも、濁っている個所があったら、まず、90cm水槽でバケツ2杯程度の水替えをしつつ、濾過槽内のマットをゴリゴリ洗います。
間違いなく、マットを洗った水が、茶色く濁るのでは?
我が家では、それで1晩様子を見ています。
ちょっとした鰭の濁りなら、次の日には透き通ります。


鰭の動き・・・実はこの見極めが一番難しいです。
10中八九・・・何かあるのは、鰭を1か所でもたたんでいるとき・・・。
私の場合は、背びれ、腹鰭がたたまれているのを見ると・・・オーノー( o ;)と叫びたくなるかな。
これがもし地金の場合は、すぐに躊躇なく塩水浴に入ります。
泳いでいるときに、片側の腹鰭を閉じているとか・・・
胸鰭を急にパタパタパタっと動かした時・・・・
間違いなく、体表に違和感があるようです。私も一気にモチベーションダウンです。
地金の場合は、手遅れになりますので、即効で対処が必要です。
そして、このパタパタっと鰭を動かすのは、大体、食後に見られます。
あとは、人間が水槽前から去った時にもやっているようです。
この行動は、人間が水槽前に陣取る「これからご飯」の時には、あまり見せないので、要注意ですね。
私の場合、このパタパタパタ・・・が見られたら、バケツ2杯水替え+ろ過マットもみ洗い+水温30度としています。
そして、1日後に変化を見ます。
パタパタの回数が増えていたら、もれなく塩水浴です。

そして③
泳ぎ方・・・・水槽の壁に体をこすりつける・・・なんて行動は、地金で起こすわけにいきません。
絶対にご法度な(その後に間違いなく地獄を見る)行動ですので、その前に異変を見つける必要があります。
体を大きく振りながら、鰭をパタパタっと動かされたら要注意!
とにかく、背びれだろうが胸鰭だろうが、ピッピッと1回でも動いたら、目が離せません。
体表を隅から隅まで眺め、体表に何もなかったら、水の質を疑います。
まぁ、1にも2にも、水替えですね。

さて、3つを紹介させていただきましたが、実は、私自身はこれを行うために、1日30分以上の金魚との会話時間が必要なのです。
みなさんは、どうやって、異変に気付いていますか?

<私の水作り!(って、入れるだけじゃん!)> [ショートコラム]

「金魚作りは、水作り!」

って言葉、聞いたことありますか?
私も、この格言にうなづかされています。

まさに、そのとおーり!!

ってね(^^;)。

でも、実は、金魚飼うのに、これほど難しいことはないと思うんです。
だって、やはり、品種によって好みの水は異なります。
その好みの水を理解しつつ、自分のとこの水を、その品種飼育に合った水に合わせること!

なんて、難しいんでしょうね。

私のところの水は、そんなに良い水ではありません。
まぁ、広島県の田舎ですが、普通の水道水!
だから、更水では使わないようにしています。

今は、テトラコントラコロラインでカルキ抜きをして、アクアセイフを入れています。
魚体保護剤は、各メーカーからたくさんの種類が出ていますが、今のところ、アクアセイフで難儀したことがないので、金魚にも愛用させてもらっています。

あとは、金魚を入れるだけ!

もちろん、水質を維持するために、水替えは欠かしません。
底面に砂利を引かず、フン掃除を朝晩に行う。
もちろん、上見を兼ねて、水のにおいもチェックします。
あぶくを見て、水の粘性もチェックします。

あぶくが消えていないと思った時は、バクテリアを入れます。
それでも消えない時は、バケツ2杯程度の水替えをします。

そうやって、水を維持しています。

<金魚にとっての良いお店とは・・・・?> [ショートコラム]

金魚屋さん・・・って今はもう見たことが無いのだが、たぶん無いに等しいのだろう。
たいていは熱帯魚屋の一部で取り扱いがあったり、ひいては総合ペットショップ(犬猫含む)で扱われていたりする。
でも、たたきを使用した金魚店は、ナンボか見たことがある。
ま、たたき池なんて、こちらの地域では1箇所しかないけどね。

さて、店に置かれている金魚を見ると、そのお店の店主の考え方がだいたい分かるものだ。
これから、私の地域でこれまでに感じてきた印象から「金魚にとっての店!」について述べてみよう。
私の意見は率直に言って・・・・まずは子赤を見ろ!!!である。

基本的にすべての店で、子赤、姉金は餌用のようだ。
1つの水槽やひょうたん池にウジャウジャ詰め込まれて、1、2匹死んでいるのはお構いなし。
子赤が鼻上げしててもお構いなしのようだ。
だって、1匹が10円の世界。
水道代やら電気代で金かけるより、少々死んでも良い・・・が本音なのだろう。
当たり前だが、こんな状態ではほとんどの水槽で病気の兆候が見られる。

だから、たいていの場合、子赤の状態が良い店は、他の魚でも管理が行き届いている。

私の近所の場合、子赤の状態は某ホームセンターが一番だった。
そのホームセンターには子赤、出目金、琉金しかいない。
それも3種類がごちゃ混ぜになって、軽く仕切られた150cm程度の水槽で薄飼いされている(往来自由)。
餌ももらっているのか、お腹もふっくらとし、子赤特有の頭でっかちスタイルではない。
もちろん1匹は30円。
水もきれいで、いかにも長生きしそうな和金らしい雰囲気であった。
そして、出目金も琉金も、背鰭をピンと立て底をついばんでいた。
ま、しいて言うなら、出目金流金はちと痩せていたので、子赤に餌を取られているのかもしれないが・・・。
状態は一番良い。
ホームセンターということで意外ではあったのだが・・・・。

2番目は、いつもお世話になるみつい園だ。
こちらは熱帯魚や海水魚が多いので、子赤は餌用だが、死んでいるのはあまり見かけない。
そして、痩せてはいるが病気も見られない。
だから、他の金魚の状態も良いことが多い。
もちろん、だからって安心して買っているわけではなく、やっぱり過去にショートコラムで述べたような選別基準を使っているけどね。
病気は時折見られるので買う前には選別が必要だが、寄生虫関係が見られない。

そんな意味で時折腹が立つのが、たたき池。
きちんと管理すれば立派な金魚なのだろうに・・・と何度も思うのに、今のところ、片っ端からイカリ虫と出会う。
水槽飼いではないので、体色の発色度は一番いいのだが・・・。
東錦の浅葱色なんて、たたきの魚体が一番きれいだと思う。
だけど、たたき池の場合、寄生虫には要注意!

<金魚を慣れさせる方法について> [ショートコラム]

金魚とは、自然界から最もかけ離れた生き物かもしれない。
あのヒラヒラの鰭、ブクッとした体型、真っ赤な体色・・・敵に見つかりやすく、敵から身を守るどころか逃げる術もない姿。どれをとっても川や沼で自立できる要素にはなりえない。
言い換えれば、人から餌を貰い、水を換えてもらい、敵から守ってもらうことを前提とした上でしか生息できない、かわいそうな生き物とも言える。
金魚は、人間と共にしか生息できないという宿命を持つ以上、本来、人に慣れ易い生き物である。
水槽や池の水越しに人の姿を見つけて寄って来るしぐさは、実にかわいらしい。
しかし、環境が変わったり、常に落ち着けない生活を強いられると、たとえ金魚とはいえ、ビクビクした行動を取るようになる。
最初の行動は・・・餌を貰う時に落ち着いて食べないしぐさ。水面下で餌をくわえたら、サッと反転する。
次は、人が通るたびに水槽内を俊敏に泳ぎまわり、砂利を敷いていない水槽では頭を底につけて潜り込もうとするようなしぐさ。近くに水草があれば、そこに頭を突っ込みジッとする。
挙句の果ては(隠れる場所もない場合)、水槽の隅に体をくっつけ、鰭を閉じてジッとする。
ちなみにマダイの場合は、そういうストレスを感じると、赤い体色が一変してシマシマ模様になるのだ。赤と黒のシマシマになる。そして体を斜めに傾けてジッとする。これを専門用語で、横臥行動という。

金魚の場合、横臥行動をとる事はまずないが、人間をストレスと感じることは多々あるようである。そのような例を挙げてみよう。

まず、金魚すくいの金魚の場合、初めから人を見ると寄ってくる・・・などということはまずありえない。もともと、金魚すくいの金魚たちは、水槽や池でギュウギュウ詰めのまま育てられ、しかも人に追い回されてあなたの家にやってきているのである。
となると、数千匹の単位ですごしていた日々が一変し、せいぜい4,5匹で1つの水槽となる。当然、その金魚にしてみれば、水槽自体が狭くても、仲間のいない寂しい水槽になるわけ。群れで過ごしていた魚を急に1尾にすると臆病になるのは当たり前のことで、群れで過ごす期間が長ければ長いほど、水槽に慣れるには時間がかかる。そして、人間は自分たちを追い回す生き物であると知っているので、人の姿を見るたびに逃げたり隠れたりするわけだ。急に寂しい環境に入れられ、恐怖の人間がいつも覗き込むような状況では、おそらく金魚とはいえ、うつ病のような状態になるのではないだろうか?
金魚店であっても、たたき池のような環境から連れてくる場合は同様に、1尾だけでは慣れにくい。急に環境が明るくなるのが嫌なのか、尾数が減って寂しいのか、水槽のレイアウトに隠れやすい子になる。
反対に、店の水槽で飼われていた魚の場合は、落ち着くまでが早い。人の顔に慣れており、餌を貰うということをよく知っているので、人の姿を見ると寄ってくるのである。それどころか、店にディスプレイされている時から人の近くに寄ってくる仕草が見られ、それにつられて買ってしまうなんてこともある。

金魚をごく普通に慣れさせる場合、何よりも必要なのは愛情である。その愛情とは、餌をたくさんあげる事ではなく、水を常に換えることでもない。どれだけその金魚に接することができるかどうかなのだ。簡単に言えば、金魚に自分の顔を覚えてもらうことである。
まぁそう言うと語弊があるかもしれないが、要は金魚に、人間の姿は平気なんだよと教えてあげることが大切なのだ。
例えば、慣れていない金魚を慣れさせるときに、最初の数日は落ち着かせるために餌をあげてすぐに人間が姿を消すのも良いことである。でも数日たったら、餌を食べる間、動かずに見ていてやるとか、餌を食べていない時でも一度水槽を覗き込んだら5分以上は動かずに見ているとか・・・金魚からも人間の顔をじっくり見れるようにしてやるのである。最初はビクビクしていた金魚も、5分もじっと動かずに見られると、少しずつ顔を出すようになるものだ。1尾出てくれば早い。あとは2尾出て3尾出て全部出る。

あともう一つ大切なことは、数匹一緒に飼う事である。
なぜなら、金魚の祖先であるフナは群れで行動する生き物だからだ。当然、金魚も同じ。群れで行動する生き物には、群れを作ってあげるのが一番。それが早く落ち着かせるコツでもある。もともと群れで生活する動物は、性格が臆病であるということを忘れずに!そして、数匹一緒に飼えば、いつも一緒にいる可愛い行動が見られるワケ。

金魚を慣れさせる場合、環境にも注意を払うほうがいい。水槽が自分の目線よりもかなり下にある場合、注意が必要だ。もともと魚は、上から来るものを天敵としてみなすのは習性であり、水槽側面よりも上面に姿が映ると、警戒することが多い。急にスピードを上げて泳ぎ回ったりするのは典型的な逃げ行動である。そして、水槽が足元近くにある場合、人間が歩く時の振動も、結構、金魚を驚かせているのだ。すなわち、足音(ほんのわずかな振動)に上から見える姿がプラスされた場合、魚は一時的に驚いてパニックになり、それが慣習化すると非常に人間に懐きにくくなる。
上見の魚を上見で飼う場合、飼育当初はそっと覗くこと、足音による振動を水槽に与えないような位置関係にすることが大切である。

数尾一緒なのになかなか慣れない金魚の場合は、水槽を出来るだけ上に置いて(下駄箱の上くらい)振動をなくしてやること。水槽の電気を消した状態で1週間程度おいてやること。それから、ちょっと強引な案だが、よく慣れた金魚を2尾追加してやる!というのも手である。ちなみに、2尾にした理由は、1尾だけだと水槽に元からいた臆病な金魚の臆病癖がうつるからである。

どちらにしても、今日明日で慣れさせる必要はない!と飼い主がゆったり構えることが大切だ。せっかちに幾たびも水槽を覗かず、水が汚れるからと餌をすぐに取り除くことをせず、のーーんびりと見守ってやることである。金魚の寿命は結構長いのだ。この先、10年は一緒なんだから!と思っておけばいいのだ。
うちの地金たちなんか見てみなさいって!
飼い主が超のーんびりだから、その性格が丸移り。ストレーナー(水を吸うもの)がきても怖がらず、網が来ても我関せず。餌はナンボでもお代わりを要求してくるし、指にもパクパクしてくる始末。おまえらの野性味はどこいっただ?


<あまり店で見かけない金魚について> [ショートコラム]

飼育の難しい金魚は?と聞かれて、どんな種類が浮かぶだろうか?
それとも、所詮はフナ!みーんな同じだと思うだろうか?

よく、巷で飼育が難しいとされている金魚は、以下の種類だろう。
土佐金・・・おそらく、全種類の中では最も弱い
地金・・・調色されている関係で、水質悪化に敏感
ランチュウ
パールスケール
てなところ・・・かな?
でも、何が難しいのかと言われると、ほとんどの人が見たことも飼ったことも無いため(一般的な金魚ではないため)答えられない人が多い。
金魚は基本的にフナであることを考えると、止水域でちょっと青みがかった水で飼育されるのが本来の姿であろう。
でも、土佐金を例に取ると、青水飼育はご法度なのである。エアーもなし、ろ過装置も無しの環境で、ほぼ毎日、全水替え(新水100%)が出来る人は飼育に挑戦してみたらよいと思う。少なくとも私は無理。夏も冬も毎日水替えなんて、魚を水合わせするだけで嫌になってしまう。
反対に地金は、新水100%を非常に嫌う金魚である。新水はお肌にピリピリくるのだろうか?いっぺん聞いてみたいと思うのだが、まぁソロモンの指輪がない限り、無理だろう。古水を最低でも2割、通常は半分残す水換えをする。かといって汚水は一発でアウト。水が匂う時、白い時は、すでに再起不能。それより前に、気づいて改善してやる必要がある。ただし、中に病原菌が発生した時は、すぐにでも新水100%にする。
ランチュウやパールスケールは昔、飼育したことがあったが、訳の分からないままに死んでしまったので、ちょっとコメントできないのだ。でも、弱いイメージがある。ランチュウなどは遺伝子の関係で弱いのかなと個人的には思っているのだが、よく分からない。金魚はフナであることを考えたら、ランチュウなど劣性遺伝子の塊だろうし・・・。
ここには出てこないが、ナンキンは島根県の天然記念物でありながら、飼育はわりと容易であると聞いている。ただし、本当かどうかは知らない。私的には、売買されている数が少ないのは、あまり人気の形状ではないからかなと・・・。ちょっと飼っては見たい気もするのだが・・・。

ちなみに、金魚店で土佐金と地金を見る機会が少ないのは、飼育及びストックの難しさによる絶対個数の少なさもあるだろうが、実際のところは販売店が扱いたがらないからである。当歳魚の場合は、生まれた数の多さもあってか、時折、見かけることもあるが、冬越し完了までには多くの当歳魚が命を落とすため、明け2歳になる金魚は激減する。まして、2歳になった金魚たちも、当歳魚よりちょこっと強い!というだけの話であって、他の金魚と同じように扱える!というわけではない。そして、店で死んだ場合は、単価が大きいため、そのデメリット(損害額)が大きい。デメリットを見越してでも客寄せのために扱うか、逆に、扱えるだけの自信・設備がある店はなかなか少ないのだ。客寄せのために土佐金、地金を扱うような店から購入すると、その後の維持管理は普通以上に難しくなる。
10年前、横浜高島屋で初めて地金を購入した時、店員さんが言ってた事。「こういう金魚ははっきり言ってお勧めできません。店に入るまでに状態を崩していることが非常に多いです。ただ今回は、状態も良いみたい。ここまで良いのは久しぶりです。」とのこと。これが本音なのだろう。この時は2尾買ってみたが、確かに他品種を導入するまで病気知らずの優良個体だった(おバカな飼い主は、あまりに飼い易いので、そこに他の金魚を入れてしまったのだ。とたんに病気・・・。あまりに悔いが残るので、今回、飼育しているワケ。)
ランチュウはその点、扱っている店は多い。普通に見られる金魚としては、体質は弱いほうに当たるが、その人気性にかなうものはない。また、水合わせもそんなに苦労しない。

ちなみに、専門的にはランチュウにしてもどんな金魚にしても、○○系というのがあるらしく、愛好家は他の系統を入れないという独自性を持っているのが普通だ。それも、品評会があるような品種ほど、系統の維持にうるさい。
私はその考えに反対である。親魚が品評会優勝魚ばかりだったら・・・絶対、近親交配になるのだ。親譲りの綺麗さだけど、体質は弱い。よくある話だ。動物は雑種のほうが、強いし賢い。純血は弱い。
みなさんは、そうは感じないだろうか?優等魚を手に入れたら、伴侶は別の系統にして強い個体を作って欲しいと思うのだが・・・。


<水槽飼育の利点を生かそう-金魚の観察方法-> [ショートコラム]

私の持論は、とにかく、自分の金魚をじっくり見ることこそ彼らの健康を守る秘訣。・・・そのように考えている。なぜなら、自分の金魚の行動、性格、鰭の形、体の形、餌の食べ方、色の具合を知らないと、病気の第一発見が遅れるからだ。
金魚は可愛い!と皆思う。でも、思った以上に金魚と語り合う人は少ない。金魚と話をして欲しい。99、999%の金魚たちは、ただ餌欲しさで集まっているかもしれないが、もしかしたら残りの0.001%は、あなたに何か訴えたいのかもしれないのだ。
それが出来るのが、水槽飼育の強みである。池ではなかなか、金魚と語り、状態を知るのは難しいこと。だからこそ、水槽飼育の利点を生かして欲しい。水槽飼育だから、金魚と向き合い、金魚の生の状態を知ることが出来るのである。
(飼育本には、そんなこと書いてないからあえてここで書いた。)

金魚の観察方法は、そんなに難しいものではない。だいたい、「観察」なんて言葉を使うからややこしくなるのだろう。
ただ、「おはよう」と声をかけながら電気をつけ、みんなに「元気か?」と目配せしながら水の匂いを知り、一緒に朝ごはんを食べ、出勤前に自分の顔を水槽に近づけて2分話すだけのことである。私はいつも、洗濯物をたたみながら様子を見ている。
仕事から帰ったら、彼らが水面からどのあたりを泳いでいるのかチラッと様子を見て、自分の夕食時にテレビを見るついでに水槽にも目を向け、電気を消してあげ、自分のお休み前に彼らが何をしているのか見るだけである。
たった、それだけのことなのだ。
もちろん、もっとじっくり見る人は見ればいい。私は、水槽に顔を近づけ、あたかも自分が水槽内にいるように感じるのが好きだ。もっとも、そこまで顔が近づくと、地金たちの鰭の透け具合までよく見える。

皆さんの観察方法も、是非、教えてください。

もちろん私の場合は、ただ見ているのではなく、昨日と違う点が無いか観察するわけ。2分の間に5尾の様子を間近で見るのだ。昨日は尻鰭切れてたっけ?泳ぎ方おかしいんじゃない?・・・なーんてところから、だんだん、「あれ?尻鰭に赤い点がある!出血?」とか、「そんなに空気を一緒に吸い込むから転覆するんだよー」とかって、分かってくるのだ。
ちなみに、結構、金魚は配合飼料を食べる時、空気も一緒にモグモグしているんですよ。知ってましたか?

やはり金魚はじっくり見るに限る。
体の粘膜も調子がいいと、実に鱗が艶々している。地金の調色された白色の部分なんて、純白の限りだ。彼らも実に慣れているので、私の顔のドアップに驚きもせず、パクパクとなんか言ってくるのだ。ま、どーせ、彼らの意見は・・・赤虫よこせ?酸素よこせ?ボロが乱暴で困る?・・・てなとこか。


<金魚すくいの金魚が弱い理由> [ショートコラム]

みなさーん、金魚すくいって好きですか?なぜ、すくうんですか?
同じ価格なら、金魚店で買った方が絶対に、状態も色も良いものを選べるのでは?と思ってしまう私です。
でも、私の金魚暦も、やっぱり金魚すくいから始まったかも?
ここでは金魚すくいの金魚について考えて見ましょう。いつか飼育日誌で書いたことと重複するかもしれませんが、ご了承あーれ。

金魚すくいの金魚が弱い!というのは、本当のことだと思う。
でも全ての金魚が弱い!と考えるのではなく、あなたのすくった金魚が弱い!!・・・と考えたらどうか?
つまり、すくいやすい金魚というのは、表層でジッとしてて、ポイを見ても逃げる気力も無い金魚なのである。
何匹もすくえるのは、弱い金魚だけだ。

元気な金魚とは、ポイを見たらピュッと逃げ回り、しかも表層に漂うわけもなく、あちこち覗いながら自由に泳ぎまわっている金魚のこと。
そんな金魚を、弱弱しいポイで掬えますか?

たぶんあなたは、水に濡れて破れやすくなったポイに気を使って、元気な金魚をすくえないだけなのである。

ずいぶんズバズバと本音を書いたが、私が後ろから金魚すくいをしている方たちを見ている限り、そういう風にしか見えない。
弱い金魚を持って帰るんだから、当然、死ぬ確立も高いだろう。
金魚すくいをするためには、そのデメリットをはじめから計算しておく必要がある。

というわけで、ここからは、なぜ金魚すくいの金魚が弱いのか述べてみよう。
少々キツイ内容になるが、分かって欲しいと心から思う。

金魚すくいのメインは、小赤と呼ばれる小さい和金たちである。その中に、少々大きな和金や流金、出目金たちを入れれば、あなたも立派な金魚すくい店主になることが出来る。でも多くの場合、すくえるのは小赤ばかりだ。
小赤は和金であるが、はっきり言えば、和金として売る価値も無いと判断され淘汰(のけ者)されたその年生まれの当歳魚である。本来、淘汰と言うのは、育てる価値の無い金魚を捨てることであり、ゴミに出されたり埋められたりしていたが、その一方で、他の魚の餌用にしたり、最近、需要の多い金魚すくいに転用されたりしている。
金魚店で売っている小赤ですら、同サイズは1尾30円がせいぜい。1尾50円の小赤になると、ポイの強度の関係で金魚すくいの場からは姿を消すのだ。

さて、そんな金魚たちは、例えば45Lのビニール袋に恐ろしい数放り込まれて、金魚すくいの店主の元に届く。数えたことは無いが、酸素パックの状態なので、半分酸素、半分水の状態で500匹以上は入っていると思う。私が小赤を餌用に買ったときは、50匹でも20cm足らずの袋に放りこまれていたのだから・・・。
ちなみに我が家の地金は、1尾ずつ20cm以上の袋に入れられ、別梱包され配送されてきた。あまりの待遇の違いである。

どんなに酸素パックされていても、自ら水中に溶け込む酸素はわずかである。袋の端の方では苦しくなった小赤たちが必死に鼻上げを行い、それでも表層にたどり着けた小赤はまだ良いほうで、実際にはその下でたくさんの魚たちが鼻上げも出来ずに顔を上に向けて酸素不足と戦っているのである。これが輸送中の小赤の現実なのだ。
そして、輸送中にはたくさんの魚たちとぶつかりながら、半分、酸欠、半分、酔っ払いの状態で粘膜がボロボロになりながら、金魚すくいのプールに放たれる。何の抵抗力も無い小さな当歳魚が、酸欠の状態で多くの金魚とぶつかり合いながら、汚い水の中で1昼夜。これでどうして、病気にならないと言えるのか?
そしてもう一つ。小赤は特に、体型のいいものがいないのも事実である。1つは淘汰されたという形状的問題もあるが、根本的には、餌を貰っていないのが本音なのだ。餌を食べると糞をして水を汚すため、たくさんの数が1つの場所に収まっている小赤ならではの宿命ともいえる。

最終的に、弱りきった金魚が金魚すくいの場で見せる行動は、表層に顔を向けて元気なく漂うのが関の山。定員オーバーの水槽内ではたとえ広くてもすぐに酸欠になり、せっかく水槽に放たれたのにまたまた鼻上げ。それでも空気と水の接触面は増えるため、強い金魚から順に生気を取り戻していくのだ。弱い金魚はポイを見ても逃げる気力もなく、ただ順番に、静かにお客さんにすくわれていく。
そして、すくった後も良くない。小さな手提げの付いたビニール袋にちょこっと水を入れ、金魚をチョロチョロと入れて店主さんはあなたに渡してくれるだろう。その後あなたは、速攻で家に帰っていますか?まさかその後、金魚片手にたこ焼きを食べ、ゆっくりを周囲を鑑賞しながら歩いてたりしていませんか?
金魚飼うのにビニール袋で!って人はいないと思う。しかも、このHPに目を向けるくらいの金魚党であるならば、あんな小さな手提げビニール袋ではすぐに酸欠になるとは想像が付くはず。でも、普通の人には、分からないことなのだろう。さんざん金魚を連れまわして遊ぶ人は多い。祭りの場を見てると、早く帰ってあげたらいいのになぁ・・と思う現場は多い。

でも、ある意味では、早くにすくわれた方が良いのかもしれない・・・と私は思っている。ポイから逃れた金魚は結局、餌も貰えず、また、祭り終了後にはビニール袋に戻され、しかも今度は、店主さんが酸素を持っている(袋に詰めてくれる)保証はどこにも無いのだ。
出発時には元気だった小赤も、やがては力尽きる時が来る。そして、そんな商品たちに、かわいそうと目を向けてくれる人がどこにいるというのか?
だから私は思う。
死んじゃってかわいそう!と飼い主の心に留まる小赤たちはまだ幸せなのかもしれない・・・とね。

さて、余談にもなったが、すくいやすい小赤は弱りきった金魚であることを分かっていただけただろうか?
私はそんな現状を知っているから、金魚すくいをしないのである。でも、うちの子供は違う。こちらの静止を振り切って、金魚すくいをしようとするのだ。そんな時、私はどうしてあげたらいいのかと悩む。もちろん、すくった後は速攻で家に帰り塩水浴。
それくらいしか、彼らにしてあげられることはないだろう。広い水槽に放してあげて、水底の餌を拾うそぶりが見られたら、次の日から少しずつ餌をやればいい。餌に興味すらわかない状態であれば、数日後に餌をやって匂いをかがせ、反応をみる。それでも食べなかったら、かなり重態だ。
とにかく、小赤は当歳魚なのだ。当歳魚は、明け2歳3歳とは違い、病気や周辺の環境変化に弱いのである。ましてや丁寧に扱われてきた金魚ではない。いっぱい苦労して生き残った子たちなのだ。
下手したら青仔を飼う位の慎重さで見てやってほしい。
自分の家に金魚すくいの金魚が来たら、まずは水流もないような静かな水槽で塩水浴をさせ、「よく頑張ったね」と褒めてあげて欲しい。1,2時間して、背鰭を立てて泳ぐようになったら、しめたものだ。半日ほど水流無しで休ませ、その後はエアレーションやろ過で水流をつけ、酸素を入れてやって欲しい。あとは水温変動、水質変動による病気に気をつけてやればいいだけだ。餌は、当日はやらないようにする。本人たちは欲しがっても、体が受け付けないためだ(酸欠は、乳酸という想像以上のダメージを体内に残すのである)。
それから、まちがっても、「酸欠」+「体表の擦れによる粘膜損傷」の小赤たちに塩素つきの水をプレゼントしないこと。できれば反対に、テトラアクアセイフのような鰓や粘膜を守る水質調整剤を最初にプレゼントしてあげて欲しい。

最後に・・・私は金魚すくいをしないだけで、嫌いなわけではない。ただ、この世の中が、小さな小赤たちにもう少し命の敬意を払って欲しいなと願うだけである。
金魚すくいの金魚が死ぬ理由は?金魚は弱い生き物なの?・・・そんな疑問をメールで頂くことがあるので、ペンを取った。
和金を大切に飼っている皆さま、ごめんなさいね。是非、大切にしてあげてくださいませ。


<元気の良い金魚の選び方って?> [ショートコラム]

よく、飼育本を見ると、「金魚をショップで選ぶ際には元気の良い金魚を!」と書いてある。
でも、元気の良いってどんなことを言うのだろう?どういう状態が元気のいい金魚なのだろう?
皆さんの基準はどうですか?

金魚ショップに行って、たくさんの金魚を見ると、ついつい、いろんな金魚に目を奪われがちだ。
まして、ある程度の知識が身につくと、ここにこういう色が入っているのが良いとか、この色はいけないとか、鰭の形が良くないとか、色合いや形で金魚を選びたくなるものである。
そうなると、自分の選んだ金魚が買っても大丈夫なものなのか(基本的には、買えない金魚などあってはならないのだが)、はたまた病気なのか、判断する必要がある。
飼育本には、元気な魚の基準として、「群れの先頭を泳ぐ!」とか「えさを一番最初に食べにくる!」とか、とてもショップの水槽では観察できそうにないことを書いているから腹が立つ。
えさをやってください!などと頼めるはずもない。
そして最終仕上げは「信頼の置けるショップの人に選んでもらいましょう!」である。
そんなの無茶区茶だと私は思う。
私はちなみに、自分の基準を持っているので、ショップの人に選んでもらったことはない。
その基準をここで述べてみよう。

極意 その1
まずは、金魚の水槽を隅から隅までじっくり眺めること!

元気のない金魚は、泳がないのだ。そういう金魚が水槽中に何匹いるか数える。そして、それらの魚の体表を眺める。白点、尾グサレ・・・の兆候があったら、その水槽は覚悟して選ぶこと!

極意 その2
自分の気に入った金魚を見つけること!

色合いでもいい。形でもいい。本当にその金魚が良いのか、候補は他にもいるのか、しっかり決めること。

極意 その3
気に入った金魚の動きをしっかり見ること!

1つでも鰭を閉じている。顔が上を向いた状態で静止しているか泳いでいる。泳ぎながら首を振っている。表層を泳いでいる。・・・これらの項目に1つでも当てはまったら、買うのを断念すること。

私が、買ってもいい条件にしていることは

背鰭をしっかり立てた状態で泳いでいること。
水槽の底や側面をついばんでいること。
目がしっかりあちこち動いていること。
胸鰭、尻鰭が1つでも閉じていないこと。
腹の曲線が不自然でないこと。

これは私なりの絶対条件である。必ずOKかと言われると難しい面もあるが、信頼の置けるペットショップでない量販店等で買う場合には、参考になるものがあるのでは?と思っている。

あ、買った後は、同じ水槽に白点、尾グサレがいた場合、必ず、薬浴させてね。
それから、どうしてもこの金魚が欲しい!!と思い込んでしまった人!
その後のトリートメントにかかる時間、費用(薬代など)、覚悟しましょう!


<金魚は食事中に水を飲んでいるか?> [ショートコラム]

水の中でパクパクと呼吸し、餌も水中で食べるのだから、さぞかし魚の体内には水分が入っていることだろう!
なんて思っても、実際、釣り上げた魚の体内から水があふれてくることは無い。
ちゃんと水と餌を分けて飲み込んでいるのである。
ではどうやって?

餌は口の中に入ると、一度、鰓杷に貯められる。ここは鰓の内側にあり、水と一緒に吸い込んだ餌を水と分ける役目をする。料理で使う「ふるい」みたいなものだ。
そして、鰓から水が出ると・・・ゴックンとなるわけだ。

普段の呼吸でも、口から入った水が鰓から出ると、口腔内は一瞬、真空状態となる。だから口をあけたら次の水が入ってくるわけ。鰓をパフッと閉める瞬間、口も閉じているんだから当たり前よね。
この間に食べ物を飲み込めば、水は体内に入らない。私たちが、食べ物を飲み込む時、空気をあまり飲まないようにしているのと同じである。


<海の魚と淡水の魚について> [ショートコラム]

海水魚と淡水魚・・・今でこそ、どちらも飼育できるようになってきたが、まだまだ海水魚といえば敷居の高い生き物である。
私も昔、ミノカサゴが飼いたくて注文しようとしたが、結局、ハリセンボンに鞍替えした思い出がある。
それでも長生きはさせてあげられなかった。あの時の苦い経験を・・・。

海水魚と淡水魚の大きな違いと言えば?皆さん答えられますか?

答えは・・・塩分に由来する「浸透圧調整方法」である。形態・生態的には同じ魚類としてそんなに変わらないが、何より生息する水の違いが大きな差を生んでいるのである。
昔、理科で勉強したと思うが、人の体内に含まれる塩分濃度はだいたい0.9%くらいである。これは生理食塩水といわれており、魚の場合もほぼ同じ。
その一方で、淡水の塩分濃度は0%であり、海水の塩分濃度は3%程度となる。
となると、淡水魚は自分の周辺より体内のほうが塩分濃度が高く、また海水魚は自分の体内より周辺のほうが塩分濃度が高い。
浸透圧でいえば、濃度の違う液体を2種類隣り合わせると、濃度の低い方から高いほうへ水が移動し、均等な濃度になろうとする。(昔、理科でやったよね?)
だから、私たちがお風呂に入ると、皮膚から水分が浸入しブヨブヨの皮膚になるのである。
したがって、淡水魚は、浸透圧の関係で周辺の水が体内に入り込んでこないように、皮膚がしっかりガードしているのである。そして、黙ってても勝手に入り込む水分のため、淡水魚はほとんど水を飲むことはない。
一方、海水魚は周辺域のほうが塩分濃度が高いので、自分の体内に水が入り込んでくることは無い。逆に体内から水分が逃げてしまうため、せっせと塩水を体内に取り込んでいる。
したがって、淡水魚を海水中に入れると皮膚機能がしっかりしているので少しの間ならもつ事が出来るが、海水魚を淡水中に入れると、すぐに浸透圧が狂ってしまう。海水魚を真水薬浴できないのは、そういう理由もある。

また、塩分濃度の違いは排泄物の違いを生む。金魚の糞・・・見たことあるだろう。クマノミの糞・・・見たことあるだろうか?
海の魚は、体内に取り込んでしまった塩分を少しでも外に出すため、非常に塩分濃度の高い糞をする。淡水魚はその逆だ。
濃度が高い=周辺から水が入ってくる、ということで、海水魚の糞はバラバラになりやすいのかもしれない。
あとは、海水魚の場合、浸透圧の関係で体内にせっせと水分を取り込むため、水の多い糞をするのかも・・・。
ちなみに、糞が早く解けると言うことは、アンモニアの発生が非常に多い!ということでもある。
そして、汚い水でも少しの間は飼っていられる金魚は、水を飲まないために病気にならないのであって、海水魚は汚水でもすぐに体内に取り込むため、病気になりやすいのいだ。
だから、海水魚はろ過がしっかりしていないと飼えないのである。


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